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添加物を売り込むことを仕事としていた著者は、昔ながらのつくり方をしていた食品製造メーカーに顔を出しては手伝い、信頼を得ては、安く大量に製造するために添加物を使うように勧め、売込みに成功する生活を送っていました。営業マンとしてトップの売り上げをほこり、添加物を広めるのが生涯の仕事と信じて一生懸命に働いていました。
ところが、ある日家で娘が好きだというスーパーで安売りのミートボールが食卓に出たのです。実はそのミートボールは著者が関わったものでした。産業廃棄物になるはずのくず肉を30種類ほどの添加物(白い粉)で固めたものだったのです。製造工程を提案し実際に見ていた著者はすぐに捨てるように指示し、愕然としました。自分も消費者であり、自分が食べたくないものを作っていたことに気付いたのです。
すぐに会社をやめた著者は、徐々に依頼を受けて添加物の講演をしてまわることになりました。実際に聴衆の目の前で添加物を混ぜて、売られている食品を作ってみせる方法は話題を呼び、講演依頼も殺到しているそうです。
たとえば、コーヒーフレッシュ(コーヒー用クリーム)は、安い飲み物をだす喫茶店で無料でもらえます。実は、ミルクを一切使わず、油と水と乳化剤のみで作られているのです!
インスタントラーメンのたれは、添加物のみでとんこつ味やしょうゆ味を出しています。とんこつ・しょうゆは一切使わずにできるのです。
安売りのハムは、肉に注射で水とつなぎを打ち込み、20〜30%増量し加熱して作ります。コンビニなどのカットサラダは、サラダを殺菌剤のプールに何度もつけて製造されています!
合成着色料未使用の明太子は、他の添加物はそのまま使われているのが普通だそうです。減塩の梅干、とくに5%のものはすぐに腐ってしまうはずなので、添加物(保存料)が多く使われているはずなのです!
ほかにも、しょうゆ・酒ほか多くの食品が添加物で代用されている現状が淡々と述べられています。
現在の法律は、ひとつひとつの添加物について毒性があるかないかを示しているに過ぎません。著者は、20種類以上の添加物を一日に摂るのが一般的な現状に危惧しているのです。複数の添加物摂取の危険性はわからないからです!
添加物が入っているかは、食品のラベルを見れば明らかです。ところが、法律で一括表示が認められているのです。PH調整剤・香料・調味料(アミノ酸等)・保存料など14種類の項目でまとめて表示していいのです。通常、それぞれ複数の添加物をまとめて表示し、添加物が少ないような印象にしてるそうです!
安売りの食品の製造に関わった人は、その食品を食べようとはしない現実や、一見きちんとした食事をしているつもりでも、添加物いっぱいの味噌やしょうゆを使っているとインスタントラーメン食と同等の添加物を摂っていることになる現実は、なにか怖いものを感じますね!
小さいころから加工食品になじんだ子供が添加物がたくさん入ったものをより好むようになる現実や、安売りの食品の理由を見過ごしてきた現実も恐ろしくなりました。
著者は、添加物には長所と短所があると述べています。そして、食品を選ぶとき、自分なりの判断で安全な食品を選ぶことを希望しています。
とっても衝撃を受けた本でした。食品を選ぶとき、安さだけでなく、添加物にも気をつけたいものですね♪
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次回は1週間以内に更新の予定です。
添加物が入ってないものを探す方が難しい世間様になってますね。
私、冷凍食品のお弁当のおかずってダメなんです
ラクチンでも、それでも先入観かしら・・・
だからと言って松居一代さんみたいに完璧なお弁当じゃありませんけどね。
たしかに添加物が入ったものが圧倒的に多いようですね。
冷凍食品のことは深くは知りませんが、合わないと思うものは摂らないほうがいいと思いますよ。
直感って大事だと思います♪
久しぶりのコメントありがとうございました♪
私もラベルはしっかり見て
チェックしてます。
でも、最近ちょっと忘れかけてました。
やっぱり高いんですよね(^_^;)
あとは、自己免疫力を高めて
排出する体づくりも大事だと思ってます。
添加物の怖さも知っていても、添加物無しのものが少ないし、高いんですよね。。。
なるべく手作りで加工品よりは添加物を減らすように。そのくらいしか今は無理かな?
添加物のチェックはしていきたいですね。
免疫も大事だと思います。
コメントありがとうございました♪
たしかに添加物なしの物は少ないし高いですね。
でも、ととろさんの指摘のように、安全に対する自分なりの判断はしていきたいですね♪