2006年02月10日

DHAで記憶力・網膜機能向上し、血液サラサラになってガン予防!−現代化学(2006年2月号)

 話題のDHA(ドコサヘキサエン酸)について記事がありましたので書いておきましょう!

 DHAの薬理作用について−現代化学(2006年2月号)。著者は矢澤一良さん(東京海洋大学教授)。

 DHAとEPA(エイコサペンタエン酸)は、化学的な合成による量産は不可能です。1990年に、マグロ・かつおの眼窩脂肪にDHAが高濃度に蓄積されていることが発見され、工業化の道が開けました。DHAは、人において、脳灰白質部、網膜、神経、心臓、精子、母乳中に多く含まれ、重要な働きをしていることが予想されています。

1)アルツハイマー病で死亡した人と、他の疾患で死亡した人の脳リン脂質中のDHAを比較した結果、脳の各部位(とくに記憶をつかさどる海馬)で、アルツハイマー病の人は、DHAの量が半分以下でした。

2)1日あたりDHAとして700mg〜1400mgを6ヶ月投与した結果、脳血管性認知症13例中10例に、アルツハイマー型認知症5例中5例とも、改善の効果が現れました。

3)300名の未熟児の7〜8歳時の知能指数(IQ)を調べた結果、DHAを含む母乳を与えられたグループに比較して、DHAを含まない人工乳を与えられたグループでは、IQがおよそ10低いことが報告されました。

4)81名の未熟児を調査したところ、母乳あるいは魚油添加人工乳を与えた場合に比較して植物油添加人工乳を与えた場合では、網膜機能が低下していることが示唆されました。

5)DHAの臨床成績として、アトピー性皮膚炎や乾癬の改善が報告されました。

6)DHA投与により、血漿コレステロールと肝臓コレステロールと中性脂肪が低下しました。(ラット)

7)DHAは前がん状態である異常腺窩を抑制し、発ガンを抑制(発ガン予防)することが示唆されました。(ラット)

 DHAは、脳や神経の発達する時期の栄養補給にとどまらず、広く幼児期から高年齢層の脳や網膜の機能向上にも役立つようですね。また、血液をサラサラにして、ガンの予防も期待されるようです。DHAの摂取は考えたいものですね^^ 

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 次回は1週間以内に更新の予定です。
posted by やまゆり at 12:05| Comment(4) | TrackBack(1) | 雑誌・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ポチだけでごめんなさい!いつもありがと〜♪
Posted by ナミナミ at 2006年02月10日 15:48
ナミナミさん、訪問ありがとうございます♪
Posted by やまゆり at 2006年02月10日 17:22
やまゆりさん、こんばんは。
かつお大好きです。
たたきよりも生のかつおの刺身が特に大好き♪
これからも、かつおを沢山美味しく食べようっと
Posted by きょーりん at 2006年02月10日 22:55
きょーりんさん、コメントありがとうございます!

かつおはおいしいですよね。
おいしく食べて健康にもいいのが最高です♪
Posted by やまゆり at 2006年02月11日 00:16
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