1)クリスマス
イエス・キリストの降誕記念日。クリスマスは英語でキリストChristのミサmassの意味。Xmasと書くときのXは、ギリシア語のキリストの第一字を用いた書き方です。
2)クリスマスの起源
新約聖書にはマリアの処女懐胎に始まるキリストの誕生について記されていますが、いつかということは語られていません。そこで、教皇ユリウス1世(在位337-352)のときに、クリスマスを12月25日に固定し、本格的に祝われるようになりました。同世紀末にはキリスト教国全体でこの日に祝うようになりました。
19世紀中頃(ビクトリア時代)、大英帝国が最も拡大されたとき、クリスマスが子供を中心とする家族のまつりとなりました。クリスマスツリー・サンタクロース・クリスマスカードが導入され、クリスマスプレゼント・クリスマスディナーが庶民の家庭に進出しました。今日のクリスマスはこのときから始まりました。
3)日本では?
初めて日本人によって祝われたのは、1875年頃、原胤昭が設立した銀座の原女学校においてであったといわれます。明治10年代には丸善がクリスマス用品を輸入し、このころから大正期にかけて、クリスマスは次第に一般家庭でも祝われるようになりました。
4)クリスマスツリー
ヨーロッパにはキリスト教が入る前から雪と闇に閉ざされた真冬に緑と陽光の春を願う強い期待感があり、そのシンボルとして常緑の木、特にモミの木を飾って春の到来を願いました。クリスマスツリーの起源は、ドイツのライン川上流の左岸といわれます。17世紀中頃にはドイツの宮廷の習慣として取り入れられ、19世紀に入ると富裕な市民の家庭からやがて一般にも広まっていきました。イギリスにはハノーバー家を通じて伝えられ、ビクトリア朝時代に一般化したといわれます。日本でも明治以降、クリスマスの風習とともに急速に一般家庭にも広まっていきました。
5)サンタクロース
聖ニコラウスを意味するオランダ語のSint KlaesまたはSInterklaasが英語でなまってサンタクローズとなりました。本来、ニコラウスの祝日は12月6日で、ヨーロッパとくにドイツ、スイス、オランダではその前夜は子供が楽しみにする贈り物の日でありました。日が暮れると、子供を中心に家族一同が待つところへ、司教ニコラウスに扮した者が下僕ルプレヒトを従えて現れます。良い子には背負った袋からごほうびのプレゼント、悪い子は訓戒の後、改心の実ありと認められて、やはり何かもらえました。
現在では、たぶんに俗化され、トナカイの引くそりに乗り、クリスマス・イブに煙突から家に入り、子供のつるした靴下に贈り物を入れてやる、白ひげ、赤服、赤頭巾、長靴履きのおじいさんとされています。
以上−世界大百科事典(平凡社)、日本大百科全書(小学館)より
現在の形になったのは比較的最近のことだったんですねぇ〜。子供に夢を与える習慣は続けていきたいものです。クリスマス関連のグッズがありましたので紹介しておきましょう。
<参考>

べスラ・ド・ベルフォン ブリュット ハーフ
良質なシャンパンは、少量を口に含んだときに感じるクリーミーさが特徴ですが、このベスラ・ド・ベルフォン ブリュット ハーフも、それに漏れず、口の中に柔らかく広がるクリーミーでほんのりとした甘さを十分感じられます。幸せを感じてしまう、ふくよかな甘さ、そのようなシャンパンを飲んだことない方には、ぜひおすすめしたいシャンパンです。


ワインボトルホルダー・セーラーペア

キッチンやリビングにあったらとっても心がなごみそう、、、。そんなひょうきんなボトルホルダーです。見た目はユニークですが、しっかりとした重量感がありますので、中身の入ったワインでもしっかりと持ち上げてくれます。すばらしいバランス感覚の持ち主です。
人気ブログランキング-応援ありがとうございます。
次回は1週間以内に更新の予定です。